広報

出来 千春

イベント

好きな人と、好きなことを、好きな場所で、好きなときにする

PERSONALITY

人を喜ばせたい

大学時代はハワイアンのカフェでバイトをしていました。バイト先のマネージャーが凄く陽気な人で、サプライズとかイベント毎が好きな人だったんです。お祝いした相手が喜んでるのを見て「私も人を喜ばせるイベントにいっぱい携われたらいいなぁ」と思いました。
そんな時に、たまたまテレビで街コンについてのニュースを見たんです。300人以上が集まるイベントで、それだけ大規模で人と人との出会いがあるのは素敵だなと思いました。そして街コンの運営会社を調べたら、初めて新卒を募集するところだったんです。
無事採用されて、私は田舎を出ることに。地方から出ることに私はワクワクしてました。

JOB

「ありがとう」と言われることが嬉しかった

最初の仕事は街コンの企画・運営。でも、実際に企画が出来るかと言うと、そんな時間はほとんどありませんでした。毎日のようにイベントがあるので、とにかくイベントをこなしながら自分が担当しているイベントの告知ページを改善したり、イベントを開催させてくれる店舗を開拓したりと、それだけで手いっぱい。
でも、お客さんから「ありがとう」とか「お姉さんが主催のイベントに来て良かった」と言ってもらえることが嬉しかった。

RESPONSIBILITY

責任感もお金の動き方も違う

入社してから1年半後、"イベントをやりたい"という法人向けアライアンスの部署に異動しました。イベントの企画・運営のノウハウが無い法人に対して、要望をくみ取りながらイベントの企画・運営をする部署で、取引相手は超有名な企業ばかりです。
「事前にすごく考えなきゃいけないし、準備しなきゃいけない。今までノリでやってきたけど、そんなんじゃ全然ダメじゃん!」って思ったんです。
責任感もお金の動き方も違うし、色んな会社と同時進行でやり取りをしていたから、足を引っ張らないようについていくのがやっとでした。

LIMIT

体力的にも精神的にも限界

頑張った分だけお客さんからは「ありがとう」って言われるし、クライアントからも感謝される。でも、商品勉強やイベント準備で、会社に朝まで過ごすこともあった。残業時間は尋常じゃないぐらい増えて、プライベートの時間も無いまま、体力的にも精神的にも限界を感じたんです。だから、転職先も決まっていない段階で、退職の意思を上司に伝えました。

「今の状態でイベントを続けていくのは私には難しいので辞めたいです」

TURNING POINT

会社の外にも興味を持つようになった

結局、そのときに他部署の上司から広報にならないかと話をもらい、会社に残ることにしました。広報は会社のサービスを世の中に発信して、より多くの人に伝える仕事。とても素敵な仕事だと思いました。部署異動したことで、仕事に忙殺される日々を抜け出し、少しずつ自分の人生を見つめ直すことが出来たんです。ずっと仕事ばかりで、田舎から出てきて友達もいないまま。時間が出来たことをきっかけに、会社の外にも興味を持つようになったんです。

DIVERSITY

背中を押してくれた

いくつか社外のコミュニティに所属して、生き方も経験もバラバラな人たちとたくさん話しました。みんな共通してたのは、自分の軸をしっかりと持っていて活き活きしている人ばかり。自分が何かをやりたいと思ってたから、その背中を押してくれる人が沢山いて嬉しかったんです。
それまで気付かなかった自分自身の強みを知れたし、色んなご縁もありました。ちょうどコロナが流行したけど、リモートで社外の人と話す機会が沢山あって、寂しいと思わなかった。むしろ自分の人生が初めて、主体的に動き出した感じがしたんです。

NOW

今は "自分の好き" を大事にしています

自分が何をやりたいかをずっと探してて、去年から真剣に自分と向き合いました。自分自身を知れないと "どうしたいのか" も分からず次に進むことが出来ないから。「私が大事にしたいことはこれだな」というのが明確になってから、どうしたら良いかなと考えられるようになったし、自分を他人と比べなくなったんです。「好きな人と、好きなことを、好きな場所で、好きなときにする」
今は "自分の好き" を大事にしています。

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